発端は先週行われた「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 5thLIVE TOUR Serendipity Parade!!!」石川公演終了後に何気なく発したこのツイートでした。
Hotel Moonside後のMCでゴーヤーの話が出て、るーりぃーが「もう沖縄でやればいいんじゃないかな」って言った瞬間大きな拍手が沸き起こる沖縄ライブビューイング会場
— ぜろしゅん@ミリオン5th現地行きたい (@0shun) 2017年5月28日
今回公演中のMCで「沖縄」という単語が出てきたので、その時沖縄のライブビューイング会場では何が起こったかという状況説明な何気ないツイートだったんですが、これがツイートして数分後ぐらいからリツイートされ始め以降リツイートが新たなリツイートを呼び通知が止まらない状態に。
この時感じました、「これって内容が犯罪ネタとかそういう方に触れるものじゃないから『炎上』じゃないだけで状況としては似たようなものだな」と。
「意図する拡散」と「意図せざる拡散」
Twitterに限らず情報の拡散は「意図してやるもの」と、「意図してなかったのに起こったもの」があると思います。
自分の過去のツイートで最もリツイート数を稼いたのがこれでしたが、今だから白状すると「これは話題になるだろうな」と思い、ある意味「狙ってやった」ツイートでした。
NHK沖縄でで晒しあげられたCLANNAD痛車の逆側 かわいそうに…(´・ω・`) http://t.co/ChpLMrOM http://t.co/bkHIbyu6
— ぜろしゅん (@0shun) 2012年9月29日
それに対して今回のツイートは「単に公演中のあの発言のとき、沖縄ではこんな反応だったよ」という何気ない状況説明、しかも自分だけじゃなくこれと同様の内容は他のライブビューイング参加者の方もツイートしていました。
しかしここまで拡散されたのは多分自分のツイートのみだったのではないかと(アイマスPは大勢フォローしてリスト分けしているので同じものが何回も流れてきたらだいたい気づく)。
状況説明のようなツイートをライブ後にやることはそんなに珍しいことでもなく、今回もいつも通り「何気なく」ツイートしたものだったのでまさしく「意図せざる拡散」でした。
「情報を制御すること」の難しさ
よくある炎上の事例としては「法に触れることをわざわざ自分たちで表に出した」結果、それが大規模に拡散されるといったものが典型例の1つかと思います。
当人たちは「あくまで内輪のノリの感覚」でやってて「バレたら消せばいい」と思ってるんですよね、実際は「消せば増えてより酷く炎上する」のがよく見られる光景なんですが。
長らくネットの世界にいてそういう炎上事例もそれなりに見てきているので「何を表に出すか」ということにはある程度注意しながらやってはいるんですが、「予想できないところから盛り上がることの怖さ」というのを改めて感じました。
おまけに、「同じような内容でもその時の状況によって拡散の速度や規模に差がある」のがこれまた厄介なところなんですよね、過去の経験則があてになる場合と全くあてにならない場合の両方が隣り合わせという難しさ。
今に始まったことではないんですが今回のことで感じた「情報を制御することの難しさ」、これを頭に入れながらこれからもネットの世界に生きていこうと思います。