2019年、FC琉球のJ2初年度は13勝19敗10引き分け、勝ち点49の14位という結果でした
個人的にはこれまでも新聞やスポーツニュースなどで結果を見るぐらいはしていましたが、今年はJ2に上がったということもありこれまでよりもDAZNで試合を見るようになりました
そしてなんと言っても元日本代表である小野伸二の加入、これがきっかけで初のホーム現地観戦も果たせました
そんなわけで今まで以上にFC琉球を見る機会が増えたので、拙いではありますが自分なりに振り返ってみようかと思います
冒頭に書いたように今季は13勝19敗10引き分けという成績でしたが、最初の10節が4勝2敗4引き分けでした
その後21~30節で2勝8敗というなかなか勝ち点が拾えない時期もあったりしたので、これがJ2残留を勝ち取る上ではとても大きかったかなと感じています、ホーム無敗のリーグ新記録も作ったしね
編成面でも昨シーズン終了後に監督や主力選手の移籍が相次いだ中でいい滑り出しではありましたが、夏の中断期間でのエースストライカー鈴木孝司や増谷、和田の移籍はなかなかの衝撃でした
その一方、前述したように小野伸二の電撃的な加入や鳥養、風間宏矢に山田が加わりはしましたが、全体としてみるとやはり選手層の薄さは否めなかったかなと
シーズン終盤に鳥養が怪我で離脱したときには、経験があるとはいっても本職でないFWの上原が右SBに入るなどもあり、樋口監督も選手のやりくりに相当頭を悩ませたのではないかと思います
試合の内容で言うと悪い意味で目についたのが、リーグワーストの失点80が物語っているように守備陣の脆さだったかと
攻撃的なサッカーを標榜するのはいいのですが、一度失点したあと守備陣が集中力を切らしたかのように同じような展開から立て続けに失点するというパターンがよく見られてこれはあんまりよろしくないなぁと
もし残留争いに巻き込まれていた場合、これだけ失点を重ねると命取りになりかねない状況だった事も考えられるわけで、来シーズンはここをどれだけ改善できるかが上位を目指していく上で重要なポイントだと思いますね
シーズンが終われば次はストーブリーグの開幕なわけですが、今日までに10名の選手(うち6名がDF)との契約が満了であることが発表されていますが、この中で気にかかるのが若手選手が短期間で契約満了となっていることです
通常高卒や大卒選手(例えば野球とか)はよほどのことがない限り3年程度は面倒を見るのが通例ですが、どういう意図なのかは不明なものの今回ユース昇格組3名と大卒初年度・2年度の選手4名が契約満了となりました
資金的な要素も考えられる(実際ここも琉球の課題の1つ)けれども、若手選手を短期間で契約満了とするのが相次ぐと「このチームにいっても大丈夫なのか?」と敬遠される流れに繋がりかねません
いろんな要素が絡んでくるので難しい点だということが重々わかってはいますが、この点はやはり大事にしてほしいなと思います
個人的に来シーズンの琉球に望む選手タイプとしては
・中盤で走り回ってピンチの芽を摘み取れるような潰し屋
・左右どちらもある程度こなせるようなサイドバック(サイドハーフ)
といったところでしょうか
小野の加入前から感じていた点ではありますが、失点に絡む要素を事前に潰すために中盤で運動量が豊富かつボールの奪取能力に長けた選手がほしいなと(例としてガットゥーゾや若いときの今野)
サイドの選手に関しては鳥養が怪我で離脱したあとに痛感しました、左右どちらもこなせる選手なんてそうそういるもんじゃないですが、例えばザンブロッタみたいなかんじのですね
選手の例えが古い?ほっといてくれ
今季の琉球は選手の出入りがとても激しく、結果や内容に対してやきもきする時もありましたが、J2残留という目標は果たせましたし初年度14位というのはまずまずではないかと思います
樋口監督の契約延長が早々と発表されましたし来シーズンにむけて陣容を整えて1つでも上の順位にいけるといいですね
最後にずっと書こうと思っていたにもかかわらず書きそびれていたホームゲーム初観戦機を
小野の加入後初めてのホームゲームとなった8月17日のホームゲームが初めての現地観戦でした、野球の方は奥武山で何度も見てますが
相手が横浜FCということもありこちらにも元代表の松井や中村俊輔、伊野波に南だったり、外国人選手もヨンアピンやレアンドロ・ドミンゲスだったりとよく見た名前の選手がたくさんいたのでいいタイミングだったのではないかと思います
試合の内容ですが横浜の2列目3人の動きがとても良かったのが印象的でした、実際この日得点したのもこの3名でしたしね
先制されたあと上門のゴールで追いついたのはよかったんですが、その直後の失点はさすがによろしくありません
勝ち越しゴールを決めた松尾はこっち側サイドだったのでより目立ってたのもあるんですが2列目3人の中でも特に動きの良さが感じられました、正直決められたときに「やっぱりなぁ」と思ってしまうぐらいには
移籍したばかりだったので出るかどうか分からなかった小野は後半20分からの出場でした、交代で入ってきたときのスタジアムの盛り上がりも最高潮でしたね
プレーの内容・質ともに他の選手とは違うのが素人目にも明らかだったのはさすがだなと思いました
年齢的な面もあってフルタイムのプレーは難しいかもしれませんが、世界を舞台にして戦ってきた経験と技術は間違いなく琉球の大きな財産になるでしょうし、しっかりと他の選手にも受け継がれていってほしいと思います
また、以前にグラナスさんとペンライトのことについてやり取りしていたのを覚えていたので持参しました
アイマスPなのでイベントにペンライトを用意することなど造作もない
なんで普通にペンライトを持ってきているかだって?俺がアイマスPだからだよ!(使ったのは1本だけといつも通り3本持ってきた) #FC琉球 pic.twitter.com/NEXyPtOq07
— ぜろしゅん (@0shun) 2019年8月17日
確かに価格面が最大のネックではあるんですがやっぱり映えるんですよねペンライト、日が落ちてくると特に
自分はメインスタンドにいたんですけどフォロワーさんに聞いてみたらペンライト見えたって言っていたし、こっちからも2、3本ほどですが対岸のペンライトが見えていました
来年はうまく都合をつけてもう少し現地観戦増やせるといいかなぁと
以上、超長文にお付き合いいただきありがとうございました